この記事では、護身術を身につけたいけど、何から手をつけていいかわからないという方向けに
護身術に必要な5つの基本的な力についてご紹介させていただきます。
護身術を身につけるためには、大きく分けて5つの力が必要になります。
これを理解していただくために、具体的に例をあげて解説していきます。
護身術は最悪の事態を想定することが大切
護身術では最悪の事態を想定して、対策を考えておくことが大切です。
最悪の事態を想定していれば、あらゆるトラブルから、生存できる可能性が格段に上がります。
護身術における最悪の事態とは皆さんの命を奪われてしまうような事件です。
例えば刃物をもって襲っってくる不審者が最悪の事態と言えます。
今回は刃物を持った不審者が自宅に侵入するかもしれないという想定で5つの力を解説したいと思います。
護身で必要な【五つの力】
①標的にならない力

まず、何よりも大切なことは、不審者の標的にならないことです。
具体的には、自宅に防犯カメラや二重ロックやホームセキュリティーなどを導入することです。
こういった対策はをしている自宅は、不審者の標的(ターゲット)になりづらい傾向にあります。
事件に巻き込まれた時の対策を考えることも大切ですが、先ずはトラブルにまき混まれないための工夫をしましょうといのが、【標的にならない力】になります。
②気づく力

次に大切なことが、不審者の接近に気づくということです。
防犯カメラやホームセキュリティーなどの対策をしていても、不審者に狙われなということではありません。
セキュリティーの隙をつく不審者や構わず侵入してくる空き巣は当然います。そんな時に大切になるのが、気づく力です。不審者の接近に早く気づくことが出来れば対策を取りやすくなります。
これには、防犯砂利やセンサーライトなどが有効になります。音や光などの視覚や聴覚で察知できる対策をとることが【気づく力】ということになります。
③逃げる力

【気づく力】で不審者の接近に気づくことが、出来れば次に大切なことは逃げることです。
「逃げるなんて誰にでもできる」簡単で当たり前のことにも思えますが、実は意外に出来ないことがあります。
「まさか自分の自宅でそんなことが起きるはずがない」というマインドや、恐怖で動くことが出来ないというパターンもあります。
いずれにしても、逃げるというのは意外に簡単ではないということも、認識しておくことは大切です。
だからこそ【逃げる力】は意識的に身につける必要があるのです。
④防御する力

とはいえ、不審者から逃げ遅れたり、逃げ切ることが出来ないということは当然あります。
そんな時に重要になるのが、助けを呼ぶことや、助けが来るまでの時間稼ぎをすることです。
時間稼ぎで一番有効な方法は、不審者との物理的な距離を取ることです。
具体的には、不審者と自分に直線上に物を入れる方法です。自宅のリビングに刃物をもった不審者が侵入してきた場合、リビングのテーブルを犯罪者と自分の間に入れます。これにより、テーブルが盾のような役割を果たしてくれるため、一時に時間を稼いだり致命傷を避けることが出来ます。
鬼ごっこのように、タッチされないようにする。イメージです。
とにかく、カバンでも何でもモノを使って延命する。それが【防御する力】です。
⑤撃退する力

とはいえ。時間稼ぎの間に、警察などが助けが来てくれる保証も、犯罪者が諦めてくれる保証もどこにもありません。
最悪の場合は自分の力で自分を守らなければなりません。
自分の命を守る方法として、素手、腕力で戦って不審者を撃退するという方法をイメージされるかもしれません。
ですが、これはあまりオススメできません。もちろん、選択肢の一つではありますが、、、
では、もし自宅に刃物をもった不審者が侵入してきて、命を奪われそうな場合はどうすればいいのでしょうか?
もっとも有効で再現性の高い【撃退する力】は催涙スプレーを使う!です。
催涙スプレーをご存知ない方はこちらをご覧ください。
催涙スプレーで犯罪者を一時的に行動不能にしてから逃げるというのが、現実的です。
使う使わないは別にして、そういった選択肢があることを認識いただきたいです。
先ほども申し上げた通り、素手で戦う方法もありますが、女性や体力に自信のない方には、特ににハードルの高い方法になります
【撃退する力】を身につける場合は先ずは、護身グッズなどメリット、デメリットを理解して準備する。
その上で、撃退する力の幅を広げたい方は体を鍛えたり、武術や格闘技を習うのも良いかと思います。
まとめ
今回は本当の意味で、自分の身を守ために必要な5つの力を紹介させていただいきました。
内容をもとに、少しでも多くの対策をしていただけますと幸いです。
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