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新幹線で刃物男が暴れている時の対処の流れ

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【防犯・護身】
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「刃物をもった男に新幹線で乗客が襲われた」そんなニュースを見ると、普段新幹線を使う方にとって新幹線の利用が不安になってしまいますよね。

そんな方のために、こちらの記事では【刃物】に対する考え方や対処法の流れで解説していきます。もしもの時のために、是非覚えておいてください。

順番に、詳しく解説していきます。

対処の流れ

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1.気づく

新幹線の車内では、イヤホンやスマートフォンを使用しながら、降車駅までの時間を過ごされる方が多いかと思います。

ですが、スマートフォンやイヤホンは、聴覚や視覚が一点に集中してしまいがちで、周りの情報が入りづらくなってしまいます。

周囲の違和感や異変に、いち早く気づくためにも、スマートフォンやイヤホンはなるべく使用を控えて周囲に注意を払いましょう。

具体的には、人の手元を必ず見ることです。犯罪者は刃物を取り出す際も、使用する際も、必ず手を使います。

その動きに、いち早く気づくことが出来るかがとても重要になります。

2. 逃げる

刃物男が襲ってきたら先ずやるべきことは、いち早くその場から逃げることです。

当然のことのように感じるかもしれませんが、意外にこれが出来なかったりします。

「あっ、なんか刃物持っている人がいるなー」ではなく。刃物を見た瞬間に逃げることが大切です。

※この時に非常ボタンなどで、乗務員さんに知れせる必要がありますが、自分の命を護ことが最優先です。

3. 防御する

すぐに逃げるとは言ても、新幹線の車内は閉鎖空間ですから、逃げる場所には限りがあります。

一度、事件が起きれば、車内はパニック状態になることは容易に想像出来、逃げ場はさらに制限されます。

そんな時は、先ずは手持ちのカバンなどを盾にしましょう。犯罪者と自分自身の間にカバンや傘など持てる物であれば何でも使い盾にしましょう。新幹線の座席の場合は取り外しが出来るようになっていますので、鞄などがない場合は座席を取り外して防御する。ということも覚えておいていただきたいです。

これにより、致命傷を避けたり、助けてもらうための時間稼ぎをしましょう。

4. 撃退する

盾を使った防御にも当然、限界があります。いよいよ防御も難し状況になれば、リスク覚悟で戦うしかありません。

その場合は、格闘術を使って戦う護身術を使って戦う乗客複数人で取り押さえるなどの方法があります。

ですが、どの方法も危険な刃物に、自ら接近するとてもハイリスクな選択です。

【戦う】という選択は、生き残るためのあらゆ手段が絶たれた場合の最終手段です。

女性や体力に自信のない方は特に、乗務員や警備員が対応するまで、とにかく時間稼ぎをしたいところです。

ですが、どんな撃退方法があるか知っておきたい方もいらっしゃると思いますので、簡単ににそれぞれのメリット、デメリットを紹介させていただきます。

撃退方法の種類

①格闘術

②護身術

③護身グッズ

④大人数で取り押さえる

⑤警備員&乗務員

⑥警察

①格闘術

ボクシング、キックボクシング、レスリングなど格闘術には様々なものがありますが、基本的には素手で戦う技術です。現代の格闘技は競技であり、護身という視点では難しい面もあります。

メリット・・・一撃で刃物を持っている不審者を、仕留める技術を習得できれば使えるかも。

デメリット・・・リスクが高すぎる。仕留める技術を習得するまでに、時間が必要。また基礎戦闘力も必要。

②護身術

女性や弱者でも暴行や刃物からの生還できる方法を身につけるためのもの。スタンスは逃げること争わないことが軸になっている。

メリット・・・女性や体力に自信のない方でも、習得出来る。

デメリット・・・それでも限界はあり、格闘技同様、撃退となると基本戦闘能力は必要

③護身グッズ

刺股や防犯ブザーなど、目的に合わせて様々な護身グッズがあります。中でも、撃退という意味で一番強力な護身グッズが催涙スプレーです。

メリット・・・飛び道具として、最高クラスの護身グッズです。犯人と距離が取れる。犯人を瞬時行動不能に出来るなど様々な効果が期待出来ます。

デメリット・・・催涙剤が周囲の方にも影響する可能性がある。一般人、特に男性が持つには法的リスクについて理解しておく必要がある。(また別記事にて紹介したと思います。)

※東海道本線の乗務員さんは催涙スプレーを常時携帯されています。

④大人数で取り押さえる

ニュースなどで、乗客複数人で取り押さえてなどのニュースをご覧になられたことがあるかと思います。

メリット・・・男性など腕力のある人が複数人であれば、取り押さえられる可能性はあります。

デメリット・・・複数人のでも、タイミングよく取り押さえなければ、うち何人かが致命傷を負う可能性はある。リスクは高い。

⑤警備員&乗務員

警備員の方はや乗務員さんに対応してもらう方法

メリット・・・護身用品、警棒、盾、刺股、催涙スプレーなどの護身グッズを持っているため、上記に比べて取り押さえたり、沈静化させやすい。

デメリット・・・対応してもらうまでには、タイムラグが生まれる。その間にやられてしまう可能性がある。

⑥警察

警察に対応してもらう方法

メリット・・・人数、権力、装備で犯罪を逮捕できる

デメリット・・・対応してもらうまでに時間がかかる。

まとめ

  1. 気づく・・・違和感・異変など出来るだけ早く気づく。イヤホンは特に避けましょう。
  2. 逃げる・・・車内では逃げる場所に限界がありますが、可能な限り犯罪者から離れるようにしましょう。
  3. 防御する・・・延命・時間稼ぎが目的
  4. 撃退する・・・逃げることも、時間稼ぎも出来ない。あらゆる選択肢が絶たれた時の最終手段。

今回は、新幹線の車内で刃物男に遭遇した場合の、基本的な対処について3ステップで紹介させていただきました。

現実にこんなことが起きてほしくない、というのが本音ですが、もしもの時の対処を知っていることも大切です。少しでも参考にしていただけますと幸いです。

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