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助けを求めるハンドサイン『シグナル・フォー・ヘルプ』について解説と気付いた場合の対処

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【防犯・護身】
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日本では、パトーナーなどからのDVを受けている。という相談が年間12万件以上寄せられています。(令和4年)ですが、この数字はあくまでも相談件数であり、実際には相談も出来ずに悩んでいるという方も多くいらっしゃいます。

DVは日本だけの問題ではなく。世界中で多くの方が苦しんでいる問題です。

そこで、今回はそういった方の助けになるかもしれない、世界で今、注目のハンドサイン『シグナルフォーヘルプ』について紹介させていただきます。

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ハンドサイン『シグナル・フォー・ヘルプ』ってなに?

このハンドサインは、カナダの女性と女児を守る財団Canadian Women’s Foundation「カナダ女性財団」よって発案され、その後2020年の4月にカナダで導入されました。

「助けが必要であることをビデオ通話や対面において相手に知らせるハンドサイン」を Signal For Help(シグナル・フォー・ヘルプ)といいます。

 加害者が常にすぐそばにいる状況下でも、FaceTimeやSkypeなどで知人に助けを求められる素晴らしいアイデアは、2020年4月頃からニュースやSNSを通じて世界中に拡散し、国境も宗教も飛び越えて『世界共通の救難信号』になりました。

『シグナル・フォー・ヘルプ』の使い方

日本語版|イラスト:カカポ

動画やSNSの媒体を使う場合も、対面でも方法は同じです。

もしもに備えて、今しっかりと覚えていただきたいと思います。

全部で3ステップです。

  1. 手のひらを見せる
  2. 親指を曲げる
  3. 親指を閉じ込める

使い方の動画【基本】

加害者が近くにいる場合でも、最小の動きで使用できれため、気づかれずにSOSを出すことが出来るのではないしょうか。

使い方動画【応用】

こちらのハンドサインはもともとは、女性が中心に開発されたものですが、もちろん男性が使うことも出来る。

素晴らしいハンドサインです。

「シグナル・フォー・ヘルプ』に気づいたら

もし、テレビ電話などでハンドサインなどのSOSに気付いても大きなリアクションや動揺してはいけません。

被害者が Signal For Help(シグナル・フォー・ヘルプ)を使用するときは、加害者が近くにいて「声で助けを求められない状況」が想定されます。

『え!?うそ!?大丈夫!?』など直接的なリアクションをすると、外部に助けを求めたことを加害者に気付かれてしまい、もっと危険な状況に追い込んでしまうかもしれません。

 後で電話をかけて「はい」「いいえ」で答えられる質問をしたり、メールやSNSで「何かできることはある?」など加害者に見られても問題のない質問文で、被害者が何を必要とし、アナタに何をしてほしいかを見つけてください。

 もし「被害者が差し迫った危険にさらされている場合」は迷わず警察に通報しましょう。

・ハンドサインに気付いても、加害者に悟られない工夫が必要

・ハンドサインに気付いても、自然な会話を続ける

・大きなリアクションや直接的表現で心配することはNG

・後ほど電話をかけて「はい」「いいえ」で答えらる質問をする

・メールやSNSで「何かできることはある?」などと加害者にみられても問題なさそうな質問をする。

警察以外のDV相談機関については、下記をご覧下さい。

まとめ

今回は、シグナル・フォー・ヘルプについて紹介させていただきました。このサイン自体はまだ新しいアイデアのため世間では認知されていない部分もあります。

ですが、助けを求める方の強い味方になってくれることは間違いありません。

ご人身のためもそうですが、ご家族やご友人にも、素晴らしアイデアを積極的にシェアいただき、世界中の女性や困っている方に認知が広がるようご協力いただけると嬉しいです。

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